大坂なおみ、世界5位を破りベスト4進出　テニスBNPパリバ・オープン

　14日（現地時間）、アメリカ・インディアンウェルズでテニスBNPパリバ・オープン準々決勝が行われ大坂なおみがカロリナ・プリスコバ（チェコ）と対戦した。世界ランキング44位の大坂は、同5位のプリスコバに6-2、6-3のストレートで快勝する金星を挙げ、初のベスト4に進出した。準決勝では、同1位の女王シモナ・ハレプ（ルーマニア）と対戦する。
これまでハレプには3連敗中であるが、大坂は1回戦でシャラポワに勝利するなど次々と強豪に打ち勝っているだけに初優勝も視界に入ってきた。

　第1セット第1ゲームでいきなり大坂がブレークに成功、これで勢いづくとさらに大坂は第5ゲームもブレークに成功する。終始フォアでもバックでもストローク戦でプリスコバを左右に振り回し、6-2で第1セットを奪う。

　第2セットはお互い強力なサービスをリターンで攻め立て合い、4ゲーム連続でブレークゲームとなる激しい試合となる。しかし第7ゲームを大阪がブレークすると、さらに第9ゲームもリターンで崩してブレークチャンスを握る。最後はプリスコバのサービスをフォアでダウンザラインにリターンエースを決め、6-3で第2セットも奪い、セットカウント2-0のストレートで勝利した。