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音楽クラウド「オーディオストック」運営のクレオフーガ、2.6億円を調達
音楽クラウドサービス「オーディオストック」を運営するクレオフーガは2日、スペースシャワーネットワークを含めた数社から2.6億円の出資を受けたことを発表した。
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オーディオストックは、インターネット上で音楽クリエイターが著作権フリーの楽曲を販売できるサービスだ。クレオフーガは、スペースシャワーネットワークと業務提携をするための話し合いもスタートした。
●スペースシャワーなどから計2.6億円
今回クレオフーガに出資したのは、スペースシャワーネットワーク、広島ベンチャーキャピタル、日本ベンチャーキャピタル、トマト銀行、FFGベンチャービジネスパートナーズといった日本の企業と、海外の港京共創科技投資有限公司だ。
出資額は2.6億円となり、オーディオストックのための広告宣伝、レコーディングスタジオの設立、新しい技術開発のために利用される。また、AI(人工知能)やブロックチェーンなどの最新のIT技術を研究するためにも活用する。
●オーディオストックとは?
オーディオストックは、クラウドサービスを使用した楽曲販売サイトだ。音楽クリエイターや作曲家が、同サイトに楽曲を登録しクライアントに購入されると40%などの印税が発生する。通常、音楽クリエイターは作曲事務所やレーベルに所属しないと活動ができなかったが、どの団体にも所属せずに独立が可能となる。
また、音楽関係者、テレビ関係者、ラジオ関係者などのクライアントは、リーズナブルな値段で著作権の問題がない楽曲をダウンロードできる。ゲーム用のBGMやスマートフォンアプリの音楽などに活用されている。
●岡山のベンチャー企業、クレオフーガ
クレオフーガは、岡山発の音楽を中心としたITベンチャー企業だ。現在も岡山市にある岡山大学内に本社を置いている。2007年に設立され資本金は1335万円だ。
社名と同名の「クレオフーガ」というコンテストなどをおこなう音楽コミュニティページと、オーディオストックを運営している。
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