小田急、片瀬江ノ島駅舎で限定イルミネーション 6色グラデで竜宮城彩る

2017年11月27日 05:39

印刷

片瀬江ノ島駅の昨年の様子(小田急電鉄の発表資料より)

片瀬江ノ島駅の昨年の様子(小田急電鉄の発表資料より)[写真拡大]

 小田急電鉄は、11月25日から2018年2月18日まで、片瀬江ノ島駅でイルミネーションを実施する。

【こちらも】小田急、ダイヤ改正に伴い12年ぶりに制服も一新 2018年3月から

 江の島の玄関口となる同駅は、四季を通じて人気のスポット。しかし、冬時期は夏場に比べて日が落ちるのが早く、海沿いで寒いせいか、夕方からの時間帯に訪れる観光客は減少傾向にある。そこで、同社も協賛している関東3大イルミネーション「湘南の宝石~江の島を彩る光と色の祭典~」開催にあわせ、龍宮城をイメージした駅舎を、赤色、紫色、青色、緑色など6色のグラデーションで彩る。

 また、期間中は小田急グループである江ノ島電鉄の鎌倉駅・長谷駅・鎌倉高校前駅・江ノ島駅でもイルミネーションを行い、冬の江の島エリアを広範囲に彩る。

 「湘南の宝石」は冬の江の島で開催される光と色をテーマにしたイベント。2012年には関東3大イルミネーションに、また2013年には日本夜景遺産に認定されている。2017年には「第5回イルミネーション・アワード」総合エンタテインメント部門で準グランプリも受賞した。

 そもそも関東3大イルミネーションとは、一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューローが「夜景サミット2012 in長崎」において認定した、関東を代表する冬期のイルミネーション施設のことで、あしかがフラワーパーク、東京ドイツ村、江の島 湘南の宝石が認定されている。

 全国の夜景鑑賞士3,500名による冬のイルミネーションの人気投票を経た後、夜景観光コンベンション・ビューローの掲げる要件に合致したものだけに与えられる称号だ。

 認定の要件は次の7つ。1.敷地を生かし、LED照明を効果的に活用したイルミネーションであること、2.エンタテインメント性溢れる演出であること、3.オリジナリティあふれた照明演出であること、4.演出・サービスが毎年拡張し、翌年以降への期待感を有していること、5.会場は回遊性で、年齢を問わず多くの人々に親しまれていること、6.管理・運営側のスタッフが情熱を持って演出とサービスを行っていること、7.レストラン・売店・土産等の飲食など、観覧者向けサービスが充実していること、によって審査される。

 今年は認定後から数えて5回目となり、要件4にある“毎年拡張”“期待感”に応えるものとなっている。(記事:M_imai・記事一覧を見る

関連キーワード

関連記事