全国スーパー販売額、10月は前年比1.9%減 野菜の価格下落響く

2017年11月22日 06:21

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 日本チェーンストア協会が21日発表した10月の全国スーパー販売額は全店ベースで1兆590億円、既存店ベースでは前年同月比1.9%減と3カ月連続の前年割れとなった。価格下落で生鮮野菜の一部が伸びなかったほか、衣料品、日用品なども台風や長雨の影響を受けて苦戦した。

 部門別の売り上げは全店ベースで食料品が6,946億円、衣料品が896億円、住関品が2,080億円、サービスが27億円、その他が639億円。既存店ベースで前年同月と比較すると、サービスが6.2%増となった以外、全項目が前年割れし、販売実績の7割弱を占める食料品が1.1%減と振るわなかったのが響いた。

 農産物はトマトやブロッコリー、ほうれん草、キノコ類がまずまずの動きを示したものの、キャベツやレタス、ニンジンは収穫が順調だったことから、価格が大きく下落した。畜産品の牛肉、鶏肉、豚肉は好調だったが、水産物の刺身類、マグロ、サンマなどは低調なまま推移している。

 惣菜では弁当の動きが良かった一方で、寿司は低調。焼き鳥や要冷惣菜は動きが鈍かった。ヨーグルト、酒類、飲み物、冷凍野菜も低迷している。

 衣料品は紳士のスーツ、アウター、トレーナーなどが好調だったものの、カジュアルパンツなどの動きに明るさが戻らなかった。婦人のブラウス、カジュアルパンツ、長そでシャツも動きが鈍かった。ベビーウェア、婦人バッグなども低調で推移している。

 2度の台風と長雨の影響で客足が伸びなかったこともあり、タオルやフライパン、ペーパー類など日用雑貨は全体に低調。家具・インテリアの羽毛布団、敷布団、カーペット、家電製品の冷蔵庫、液晶テレビ、ホットカーペットなども苦戦している。

 医薬品や化粧品では、オーラルケア、スキンケア、カイロなどの動きが良かったが、液体洗濯洗剤、住宅用洗剤、防虫剤などの動きが鈍かった。その他の商品では、電動自転車やトラベルバッグ、園芸関連商品が低調。逆にペット用品は猫ブームを反映したのか、好調で推移している。(高田泰)

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