「リラックマ」初のアニメ、タイトル決定 NETFLIXにて2019年春配信

2017年10月19日 21:44

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 「リラックマ」初となるコマ撮りアニメーション作品のタイトルや制作スタッフ、配信開始時期についての情報が公開された。タイトル名は『リラックマとカオルさん(英語:Rilakkuma and Kaoru)』で、脚本は映画『かもめ食堂』の荻上直子氏、監督は多くのCMを手掛けている小林雅仁氏が担当する。配信時期は2019年春で、動画配信サイトNETFLIXにて全世界独占配信される予定だ。

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 リラックマの世界が初めてアニメで描かれるということで、リラックマの魅力を世界に向け発信するため脚本には荻上直子氏を起用。彼女が監督を務めた映画最新作の『彼らが本気で編むときは、』は、第67回ベルリン国際映画祭で日本作品初のテディ審査員特別賞を受賞するなど、海外でも高く評価されている。様々な人間関係を描き、感情移入しやすい作品を作ることに定評のある荻上氏が脚本を担当することにより、大人でも楽しめるストーリー展開を狙う。

 監督はアフラックのCM『不老不死の男・登場篇』など、主にCMで活躍中の小林雅仁氏が担当。さらに、クリエイティブアドバイザーとしてリラックマのキャラクター原案者であるコンドウアキ氏も加わり、制作・監修は版権元であるサンエックスが務める盤石の制作体制である。今回のアニメではリラックマの主要キャラクターであるコリラックマやキイロイトリ以外にも、同居人のカオルさんとの生活も描かれる予定だ。

 リラックマはコンドウアキ氏が2003年に作成したキャラクターである。OLのカオルさんの家に突如住み着いた着ぐるみの熊であり、動くのが嫌いでいつも寝そべってリラックスしている。好物はだんご・ホットケーキ・オムライス・プリン。背中にはチャックがあり、時々水色の水玉模様が見えているが中身は秘密とされている。誕生以来人気を博し様々なグッズを展開、2017年10月現在で市場規模は2,500億円を超えている。2018年には誕生15周年を迎え、現在公式で記念イベント情報などをまとめた「リラックマ15周年まとめ」サイトが開設中である。(記事:t_kamiharako・記事一覧を見る

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