李知姫がメジャー2勝目、ゴルフ日本女子プロ選手権

　岩手県・安比高原GCで行われていたゴルフの日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯は10日、最終日を迎えた。首位タイの3アンダーでスタートした李知姫（イ・チヒ）はこの日も2アンダーと安定したゴルフを見せ、通算5アンダーで今大会初優勝を果たした。4日間を通じてのスコアはパー71で70、72、68、69と38歳のベテランらしい崩れないゴルフに徹しての優勝だった。ツアーでは通算22勝目となり、2008年の日本女子オープン以来のメジャー2勝目となった。

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　李知姫は1番でいきなりボギーとするも、4番6番とバーディで盛り返し首位でハーフターンをする。後半も10番をボギーでスタートしたがすぐにバーディで持ち直す粘りのゴルフで、最終18番もバーディで締めくくった。

　2位には、1アンダーの3位でスタートしたイ・ミニョン（韓国）がこの日2アンダー、首位と2打差の通算3アンダーでフィニッシュ。3位に首位タイからスタートし初優勝を狙った東浩子が通算2アンダーでフィニッシュした。4位には通算1アンダーの川岸史果、柏原明日架、比嘉真美子が入った。

　前年覇者の鈴木愛は、通算イーブンの6位からスタートしたが前半を3アンダーと首位を猛追し1打差に迫っていた。しかし後半はパットが乱れ、通算はイーブンと、葭葉ルミ、藤田さいきと並んで7位タイに終わった。