ゲリラ豪雨や突然の雷から身を守る、天気予報アプリをうまく使おう

2017年8月31日 17:21

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 ゲリラ豪雨や長く続く大雨に突然の雷など、今年の夏は天候に振り回されている。できるだけ被害を小さくするためにも、普段持ち歩いているスマホをうまく使いこなしたい。

【こちらも】「Yahoo!天気」アプリ、「降雪」場所が分かる「雨雪レーダー」追加

 一般的な天気予報アプリは、現在地、もしくは登録した場所の天気予報を表示するものが多い。登録できる場所は市町村単位が多く、数カ所登録でき、数日間の予報を見ることができる。さらに花粉症や黄砂、梅雨前線など季節の情報や、台風情報が出たり、朝晩決まった時間にその日の天気を通知する機能もある。

 しかし最近は突然の天候の変化に対応して、もっと細かい予報ができる天気予報アプリが増えてきた。とくに雨についてはよりきめ細かい予報や通知ができるものが多く、毎日その日の傘の必要度を通知したり、雨雲レーダーで現在の雨雲の位置や今後の動き(予想)を見ることができたり、近くに雨雲が来たらプッシュ通知で知らせてくれるアプリもある。

 雨雲レーダーはとくに役に立つ。雨が降ったときに現在地付近の雨雲レーダーを見るとゲリラ豪雨なのか長く続く雨なのかがわかるため、少し雨宿りしてやり過ごすか、諦めてそのまま移動するかの判断ができる。また曇り空のときでも雨が降りそうかどうかがわかる。雨雲レーダーは天気予報アプリの機能でも利用できるが、単独でアプリになっているものもあるので、どちらか1つ入れておくといいだろう。

 この夏は雷も多かったため、雷レーダーのついたアプリも出てきた。「Yahoo! 天気」アプリ(Android/iOS版)の「雷レーダー」機能では、1時間以内の落雷の可能性を4段階で表示したり、最近1時間以内の落雷を地図上に表示できる。雨雲ズームレーダー機能もついているので、外出の多い人には重宝しそうだ。

 アプリを増やしたくない場合は、普段使用しているニュースアプリの天気予報を使用する方法もある。SmartNewsではトップ画面から簡単な天気予報を見ることができる。雨雲レーダーなどの細かい機能はついていない。

 またAndroidの場合はGoogle Nowでも天気を見ることができる。普段からGoogle Nowをよく使う場合は使いやすいだろう。現在地近辺で警報が出た場合もカードで表示されるが、雨雲レーダーなどの細かい機能はついていない。(記事:成瀬京子・記事一覧を見る

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