自分だけのラジオ番組が持てるアプリ「Radiotalk」がiOS版提供開始

2017年8月27日 07:52

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「Radiotalk」(写真: エキサイトの発表資料より)

「Radiotalk」(写真: エキサイトの発表資料より)[写真拡大]

 エキサイトは、だれでも簡単に無料でトークを配信できる「Radiotalk」のiOS版を23日よりリリースした。すでに9日よりAndroid版で先行配信がされたが、多くのスピーカー(配信者のこと)が利用し、自分だけの自由なラジオ番組を配信している。

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■1タップで自分だけのラジオを作れる「Radiotalk」

 「Radiotalk」はだれでも簡単にトークを配信できる音声アプリだ。スピーカーと呼ばれる配信者は1つのアカウントにつき1つの「番組」を作成可能。その番組から1回12分までの「トーク」をくつでも配信できる。リスナーも配信されたトークを移動中、作業中、別のアプリを見ながらと「ながら時間」に聞ける仕組みだ。

 「Radiotalk」の最大の特徴は、視覚をともなう画像やテキストベースのメディアとは違い、スピーカーは音声入力のみで配信でき、リスナーもスマホの画面を見続けなくともコンテンツを楽しめることにある。画像やテキストに頼ることができないためトーク力が必要になるコンテンツだが、配信と視聴の手軽さは魅力的だ。

■「企画モノ」が多い「Radiotalk」の今後は

 さっそくiOS版アプリをダウンロードしてリスナーとして使用してみた。朗読・リスナーの悩みに応えるお悩み相談・リアルイベントの実況・スピーカーによる雑談など「企画モノ」が多い。

 すでにYouTubeなどで配信をしている人が、ちょっとした企画を収録配信したいが動画を作成するのが面倒というときに、サブとして手軽に配信できるツールとして利用する価値はありそうだ。また「Radiotalk」自体にリスナーがつけば、声優やナレーション、朗読、DJといった声関係の仕事をしている人にとって新たなビジネスチャンスを掴める場にもなりそうだ。

 喋ることが好きな人やトーク力に自信のある人、プロのラジオではなく一般人のバラエティに飛んだ等身大のラジオを聞きたい人は「Radiotalk」を利用してみてはいかがだろうか。

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