天皇杯、名古屋が八戸に勝利 決勝ゴールはいないはずのワシントン

2017年8月3日 09:30

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 2日、サッカー天皇杯3回戦の名古屋グランパス対ヴァンラーレ八戸戦の残り25分間からの再開試合が愛知県パロマ瑞穂スタジアムで行われた。名古屋が1-0でリードしているところから再開は始まり、八戸が1点を返し同点としたが、名古屋が追加点を奪い2-1で勝利した。決勝の2点目を挙げたのは中断時にはいなかったはずのワシントンだった。

 同試合は、7月12日に行われ後半8分に名古屋が永井龍のゴールで先制、1-0の後半20分に雷雨で中断し延期されていた。再開して5分の後半25分、八戸は金久保彩のFKをGKが弾きこぼれたところを村上聖弥がシュートし1-1の同点に追い付く。だが後半40分、名古屋は押谷祐樹のCKをワシントンがファーサイドでヘッドで合わせ2-1と突き放しに成功し、このまま終了した。

 ワシントンは中断時に出場していなかったのだが、名古屋の中断時の選手が試合に出られなくなった事で今回参加できることになった。名古屋は中断時にピッチに立っていたDF古林将太とMF矢田旭、さらにベンチにいたDF高橋諒、MF磯村亮太も移籍してしまっていた。そこで日本サッカー協会は特例として大会にエントリーした選手からの補充を認めた。これにより中断時にはベンチにもいなかった田口泰士とワシントンが出場出来たのだ。

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