若手主体のドイツ、メキシコに4-1で圧勝、サッカー・コンフェデ杯準決勝

2017年6月30日 12:19

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 サッカーのコンフェデレーションズカップ準決勝が30日(日本時間)、ロシア・ソチで行われ、ドイツがメキシコに4-1で圧勝した。ドイツは今大会、本来の中心選手であるトーマス・ミュラー、メスト・エジル、トニ・クロースらを招集せず若手主体で臨んでいた。

 ドイツは前半6分、右サイドからのベンジャミン・ヘンリヒスのパスを22歳のレオン・ゴレツカが直接シュートし先制する。さらに8分、またもゴレツカが追加点を挙げ、試合を優位に進めたまま前半を終える。後半も59分、ティモ・ヴェルナーが3点目を決めほぼ勝利を決定づけた。メキシコは89分、マルコ・ファビアンのゴールで1点を返したが、ドイツはロスタイムにアミン・ユネスが4点目を決め突き放した。

 グループリーグでは、ドイツはオーストラリアに3-2で勝ち、チリに1-1の引き分け、カメルーンに3-1で勝ってグループBを首位で突破。メキシコはポルトガルに2-2の引き分け、ニュージーランドに2-1で勝ち、ロシアに2-1で勝ってのグループA2位での突破だった。

 ドイツの決勝の相手は、ポルトガル戦を0-0からのPK戦で制したチリとなった。グループリーグで引き分けた試合の再戦となり、その結果が注目される。

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