J1、鹿島は神戸に1-2で敗れ首位を1節で明け渡す

2017年5月15日 08:39

印刷

 14日、サッカーのJ1は第11節が行われ鹿島アントラーズはホームでヴィッセル神戸と対戦し、1-2で敗れた。前節で浦和レッズに勝ち首位に立った鹿島だったが、この敗戦で再び首位を浦和に譲るだけでなく一挙に4位にまで後退した。
一方、勝った神戸は8位ながら勝ち点19と首位浦和と勝ち点差3に迫った。J1は神戸を含め上位8チームが勝ち点3の中にひしめき合う混戦になっている。

 前半10分、神戸は右サイドで得たFKを松下住貴がゴール前に上げると鹿島の西大伍の頭に当たってオウンゴールを得る。そのわずか4分後に神戸は左サイドの深い位置から橋本和が左足で上げたクロスをフリーになった渡邉千真がヘッドで追加点を奪う。アウェイの神戸が試合開始早々に2点を奪うと鹿島も前半35分に足を痛めた遠藤康に代わって金崎夢生をピッチに入れて反撃に出る。

 鹿島はさらに後半からペドロジュニオールに代わってレアンドロを投入し早く追いつこうとする。だが62分にレオシルバも足を痛めて永木亮太を投入、これで早い時間帯に3人の交代枠を使い切ってしまい反撃の糸口が掴めない。それでも何度か決定的なチャンスも作ったが、ポストに叩かれなどしてゴールには及ばない。鹿島は終了間近の89分に右サイドの深い位置で西大伍からの低いクロスをレアンドロが合わせて1点を返すのがやっとであった。

関連キーワード

関連記事