UPQ、スマホ過熱・焼損で消費者庁への報告が遅かったとして厳重注意

2017年5月10日 16:08

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 UPQが5月9日、同社のスマートフォン「UPQ Phone A01X」でバッテリーの過熱・焼損事故が発生していたことを発表した。このようなバッテリー過熱は2016年に2件、2017年に2件発生しているとのこと。さらに、消費者庁への報告が期限内に行われていなかったことも明らかになっている(PC Watch)。

 消費生活用製品安全法では、「製造又は輸入事業者は、その製造又は輸入に係る製品の重大製品事故を知った場合、消費者庁へ10日以内(知った日を含む)に報告しなければなりません。」とされている(消費者庁消費者安全課が公表している資料PDF)。消費者庁が5月9日に公表した資料(PDF)によると、「事業者が重大製品事故として認識したのは平成29年4月17日」「報告書の提出期限を超過していることから、事業者に対し厳重注意」とされている。

過熱の原因はまだ明らかになっていないが、充電時のバッテリーが原因の可能性が高いとのこと。

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