日産、スポーツ車ブランド「NISMO」事業の拡大を発表

2017年4月26日 06:38

印刷

「NISMOロードカー」 (日産自動車発表資料より)

「NISMOロードカー」 (日産自動車発表資料より)[写真拡大]

 日産は25日、高性能スポーツブランド「NISMO(ニスモ)」事業を強化・拡大すると発表した。「NISMO」ブランドは、ニッサンブランドのサブ・ブランドとして、2013年に登場したブランド。

 「NISMO」ブランドを冠した「NISMOロードカー」は、同社がモータースポーツ活動から得た知見を運動性能やスタイリングに具現化し、ダイナミックでスポーティな走行を実現させるために日産純正品質で保証したファクトリーカスタムカーを指す。現在、日本で「NISSAN GT-R」「フェアレディZ」「ジューク」「ノート」「マーチ」の5車種、グローバルでは日本の5車種に「セントラ」「パトロール」を加えた7車種を展開している。

 今後はさらにバリエーションを広げて販売車種ラインアップ拡充し、市場も日本、北米、欧州、中近東からグローバルに展開する。年間販売台数は現在の1万5,000台から大幅に拡大するとしている。

 同社は、「NISMOロードカー」の企画・開発にかかわる機能を、グループ会社で特装車両を手掛けるオーテックジャパン内に設立した。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

関連記事