【柔道】ロンドン、リオ連続銅の海老沼匡、実業団体対抗大会で復帰へ

2017年4月13日 17:10

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 12年のロンドン五輪、16年のリオ五輪柔道男子66キロ級で銅メダルを獲得した海老沼匡(パーク24)が、6月3日・4日に行われる全日本実業団団体対抗大会(富山県射水市)に出場する意向であることが分かった。

 海老沼にとってはリオ五輪後初の試合出場となり、約10カ月ぶりの実戦となる。

■所属先のコーチ兼選手として現役続行を明言


 リオ五輪後は無期限の休養に入っていた。その間に肩の負傷などもあり、グランドスラム(GDS)・東京などの主要大会にも選ばれていたものの欠場を続けていた。

 今後の去就についても注目されていたが、、3月29日にパーク24柔道部より4月1日付でコーチ兼任選手として現役を続行することが発表されたばかり。

 まずは6月の全日本実業団団体対抗大会で実戦復帰。11月の講道館杯、グランドスラムを経て、18年の世界選手権(バクー)、20年の東京五輪出場を目指していく。

●海老沼匡の略歴


 栃木県小山市生まれの27歳。

 柔道の私塾「講道学舎」に入門するために上京。世田谷学園高-明治大を卒業後、12年からはパーク24所属。

 五輪は12年のロンドン、16年のリオに連続出場、2大会連続で銅メダル。世界選手権は10年から5回連続出場。11年、13年、14年と3連覇を果たした。(記事:夏目玲奈・記事一覧を見る

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