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ジャパンディスプレイ、車載用液晶ディスプレイの生産能力を12%拡充
鳥取工場(ジャパンディスプレイの発表資料より) [写真拡大]
ジャパンディスプレイは17日、鳥取工場における液晶パネル生産能力増強と、先進的液晶モジュールの試作・開発を目的とした自動組み立てラインの設置を決定したことを発表した。
自動車用(車載)ディスプレイ市場に関しては、世界的な自動車台数の伸びに加え、自動運転や電気自動車の普及拡大による自動車1台あたりディスプレイ搭載数の増加に伴い、ジャパンディスプレイでは年率約10%の高い成長率を維持すると予測。2021年度には、2016年度の約3倍となる売り上げを目指しており、今回、同社最大の車載用液晶ディスプレイ生産拠点である鳥取工場の液晶パネル生産能力を12%拡充する。増産は今年11月の予定だ。
また、液晶パネル生産拠点内に液晶モジュールの自動組み立てラインを設けることで、新製品開発の効率化を図り、多様化する顧客ニーズに迅速に応える体制を整えていく。新設のラインは2018年4月稼動を予定している。
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