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三菱自、フィリピンで 「ミラージュG4」の生産を開始
三菱自動車は17日、フィリピンにて、コンパクトセダン「ミラージュG4(フィリピン以外の名称はアトラージュ)」の生産を開始したと発表した。生産は、現地法人のミツビシ・モーターズ・フィリピンズ・コーポレーション(MMPC)が行い、フィリピン政府の自動車産業育成政策「CARS Program」の支援を受けた案件としては、初のものとなる。
ミラージュ G4は、コンパクトカー「ミラージュ」をベースに開発された車体で、2013年に東南アジアで販売を開始した。MMPCの工場は年間5万台の生産能力を有しており、5月からはミラージュの生産も開始する予定だ。
MMPCは1964年に生産を開始。現在、三菱自動車が51%、双日が49%を出資しており、約1,400名の従業員を持つ。2009年にはフィリピン内の自動車会社として初めて累計生産50万台を、昨年5月には60万台をそれぞれ達成。2016年の販売台数は、前年比12.9%増の5万9,480台(シェア15.3%)となり、10年連続で過去最高を更新している。
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