【注目銘柄】ハーバー研究所は下値固め完了して戻り試す、17年3月期第2四半期累計黒字化

2016年11月16日 16:02

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■上放れの動きを強める

 自然派化粧品のハーバー研究所<4925>(JQ)に注目したい。17年3月期第2四半期累計の連結業績は大幅増収で利益は黒字化した。通期も2桁増収増益予想である。株価は下値固めが完了して切り返しの動きを強めている。好業績を評価して戻りを試す展開が期待される。

■通期も2桁増収増益予想

 11月10日発表した17年3月期第2四半期累計(4~9月)連結業績は、売上高が前年同期比17.3%増の72億52百万円、営業利益が5億75百万円(前年同期は3億14百万円の赤字)、経常利益が5億59百万円(同3億32百万円の赤字)、純利益が3億65百万円(同1億79百万円の赤字)で黒字化した。

 新規顧客が順調に増加して、基礎化粧品が同27.4%増収、メイクアップ化粧品が同35.7%増収と好調に推移した。利益面では増収効果に加えて、広告戦略の最適化によって広告宣伝・販売促進費が減少したことも寄与して黒字化した。

 通期の連結業績予想は前回予想(5月11日公表)を据え置いて、売上高が前期比13.4%増の168億円、営業利益が同18.0%増の18億円、経常利益が同15.1%増の17億70百万円、純利益が同19.1%増の11億70百万円としている。通期でも好業績が期待される。

 株価は安値圏3200円近辺でのモミ合いから上放れの動きを強めている。11月11日には第2四半期累計の黒字化を好感して3450円まで上伸する場面があった。下値固めが完了して切り返す形だ。週足チャートで見ると、戻りを押さえていた13週移動平均線を突破し、さらに26週移動平均線突破の動きを強めている。好業績を評価して戻りを試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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