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ファルコン9の爆発事故、原因は固体酸素と炭素繊維の反応か
記事提供元:スラド
AC0x01 曰く、 9月に発生したファルコン9の打ち上げ前試験中の爆発事故だが、SpaceXのイーロン・マスク氏によると、事故原因はヘリウム注入過程に発生した固体酸素と炭素繊維複合材料の反応によるものだと特定されたようである(sorae.jp、THE VERGE)。
マスク氏が米CNBCに対して語ったもの。ファルコン9は20号機からFull Thrustと呼ばれる新バージョンに移行しており、変更点には液体酸素をより低温の-206℃まで冷却して密度を上げ燃料を増やす対応が含まれている。
同社は10月末にヘリウムの注入過程の温度や圧力の条件を変えることでタンクの破損を再現できたと発表(Slashdot)。最終的に、低温と圧力から燃料の液体酸素の中に固体酸素が発生、それが同一容器内にあった液体ヘリウムタンクの炭素繊維複合材料と反応、爆発に至ったとのこと。
現時点ではこれ以上の詳細や対策は発表されていないが、SpaceXではこれを受け12月中旬にも打ち上げを再開したいとの意向を示している。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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