NY原油:反発で50.85ドル、減産合意への動きを好感もリグ増加で上値重い

2016年10月22日 07:24

印刷

記事提供元:フィスコ


*07:24JST NY原油:反発で50.85ドル、減産合意への動きを好感もリグ増加で上値重い
NY原油は反発(NYMEX原油12月限終値:50.85↑0.22)。高値は23時33分の50.90ドル、安値は22時05分の50.21ドル。ロシアのノバク・エネルギー相が、週末サウジアラビアに訪問し、原油価格の安定化に向けた計画を提示する見通しと伝わった。減産合意に向けた動きが材料視されて買われたものの、ベーカー・ヒューズ発表による米原油生産のリグ(掘削設備)稼動数が増加したことから、上値は重くなった。


加えて、為替市場で、ドルが主要通貨に対して強い動きを示したことも売り材料視された。


日足チャートでは、年初来高値圏でのもみ合いとなっている。1年3ヶ月ぶりの高値更新を受けて、一部市場関係者は「OPEC総会まではじり高の展開が続く」と指摘している。《MT》

関連記事