【業績でみる株価】鳥貴族は16年7月期業績予想を増額修正

2016年9月1日 16:26

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 鳥貴族<3193>(東1)は8月31日、16年7月期業績(非連結)予想の増額修正を発表した。店舗売上高が好調に推移した。株価は水準を切り下げて軟調展開だったが、好業績を評価して反発展開が期待される。

■16年7月期業績予想を増額修正

 8月31日、16年7月期業績(非連結)予想の増額修正を発表した。店舗売上が好調に推移して、売上高、利益とも計画を上回った。純利益については法人税等の負担率が計画を下回ったことも寄与した。

 前回予想に対して売上高を13億39百万円、営業利益を2億11百万円、経常利益を2億32百万円、純利益を3億13百万円、それぞれ増額して、売上高は前期比31.3%増の245億円、営業利益は同42.7%増の15億95百万円、経常利益は同42.8%増の15億45百万円、純利益は同67.5%増の9億80百万円とした。

■株価は好業績を評価して反発期待

 株価は水準を切り下げて軟調展開だ。8月15日に発表した食品添加物アルコール製剤誤提供問題も影響して、8月31日には年初来安値となる1764円まで下押した。しかし好業績を評価して反発展開が期待される。戻りを押さえている13週移動平均線を突破すれば上げ足を速める可能性もありそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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