ティム・クック、17世紀の絵画に描かれたiPhoneを発見

2016年5月28日 12:06

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記事提供元:スラド

headless 曰く、 オランダ・アムステルダムのアムステルダム国立美術館を訪れたティム・クック氏が、17世紀の絵画にiPhoneが描かれているのを発見したそうだ(The Next Web)。

 アムステルダムで開催されたStartup Fest Europeに出席したティム・クック氏は、欧州委員会の元デジタルアジェンダ担当委員、ネリー・クルース氏に伴われてアムステルダム国立美術館を訪れている。

 クルース氏によれば、駆け寄ってきたクック氏がiPhoneの描かれた絵画を見つけたと言い、クルース氏の腕を取って作品の前に連れて行ったという。そこには確かにiPhoneを持っているように見える人が描かれたレンブラントの作品が展示されていたそうだ。クック氏は記者らに対し、「これまではiPhoneがいつ発明されたのか知っているつもりだったが、もう今はわからなくなってしまった」と語ったとのこと。

 クルース氏はiPhoneで撮影した作品の写真を記者らに見せたが、写真はぼやけており、クック氏でさえよく見えないというほどの出来だったという。The Next WebのBoris Veldhuijzen van Zanten氏は美術館のWebサイトでレンブラントの作品2,304点をチェックしたが、該当する作品を見つけることができなかったとのこと。

 その後、スクリーンショットを画像検索した結果、レンブラントではなくピーテル・デ・ホーホが1670年に描いた「家のエントランスホールで女に手紙を手渡す男」という作品だということが判明したそうだ。実際に作品を見てみると、確かに「女に手紙を手渡す男」というよりも「女をそっちのけでiPhoneに夢中な男」の方が近い気もする。皆さんのご感想はいかがだろう。

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