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米国株見通し:戻り売り圧力も、ISM製造業景気指数にらみ
記事提供元:フィスコ
*20:01JST 米国株見通し:戻り売り圧力も、ISM製造業景気指数にらみ
『米株式市場』
4月29日のNY市場は下落。欧州株が全面安となった流れを受け、米国株にも売りが先行。3月個人支出や4月シカゴ購買部協会景気指数が予想を下振れたほか、軟調な主要企業決算を受けて米景気への警戒感が強まり、終日軟調推移となった。ダウ平均は57.12ドル安の17773.64、ナスダックは29.93ポイント安の4775.36。
グローベックスは小動きに推移している。小幅ながらプラス圏で推移する場面が見られており、直近の下げに対する自律反発も意識されやすいところであろう。一方で、日経平均が3%超の下落となるなど、アジア市場の弱さが嫌気されそうであり、戻り売り圧力が警戒されやすい。NYダウは25日線が抵抗に変わりつつあり、やや神経質な展開が想定される。
また、欧州市場は高安まちまちでのスタートとなっている。引き続き方向感が掴みづらい状況になりそうであり、こちらも上値の重しになりやすい。経済指標ではISM製造業景気指数(4月)、建設支出(3月)が予定されている。ISM製造業景気指数は前月から低下する見込みであり、予想を下回ってくるようだと、嫌気売りを誘うことになりそうだ。《TY》
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