凸版印刷、屋内光で駆動できる店舗向け電子ペーパーPOP 再利用が可能

2016年3月10日 14:01

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凸版印刷が開発した店頭販促向け電子ペーパーPOP。屋内の光だけで駆動でき、再利用が可能という。(写真:凸版印刷の発表資料より)

凸版印刷が開発した店頭販促向け電子ペーパーPOP。屋内の光だけで駆動でき、再利用が可能という。(写真:凸版印刷の発表資料より)[写真拡大]

 凸版印刷は10日、屋内の光だけで駆動でき、再利用が可能な店頭販促向け電子ペーパーPOPを開発したと発表した。スーパーやドラッグストアなどの店頭販促向けPOPとして、2016年度内のサンプル出荷を目指すという。

 同社によると、今回開発した電子ペーパーPOPは、電子ペーパーの白黒表示切替を応用しており、ソーラーパネルからの電力だけで駆動するのが特徴。

 液晶パネルを用いたPOPと比べて、外部電力の確保や電池交換のメンテナンスが不要という利点がある。

 表示情報は、表面のフィルムを差し替えるだけで簡単に変更可能という。また、電子ペーパーの特長である、表示切替によるコントラストを応用することで、表示情報を強調することができる。

 表示画面は7.1インチで、外形寸法は幅140mm×高さ220mm×奥行125mm。

 同社は、3月8日~11日まで東京ビッグサイトで開催される「リテールテックJAPAN 2016」に今回の電子ペーパーPOPを参考出品する。

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