藤商事 ホラージャンルに強みを持つパチンコ・スロット機メーカーで財務健全性と高収益性を両立

2016年1月25日 08:16

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記事提供元:フィスコ


*08:16JST 藤商事---ホラージャンルに強みを持つパチンコ・スロット機メーカーで財務健全性と高収益性を両立
藤商事<6257>は、パチンコ・パチスロ機メーカー。「CRリング 呪い再び」「CR着信アリ」などホラーをモチーフにした製品に強み。パチンコ遊技機では、2015年3月期に投入した「CRリング 運命の日」は、6万台を超えるヒットに。パチスロ遊技機「リング 呪いの7日間」は、当初の計画(1万台)を上回り、2万台を超える販売台数となった。

2016年3月期については、売上高が前期比20.6%減の446億円、営業利益が同49.6%減の40億円を見込む。中長期の成長戦略では、パチンコ部門において利益・キャッシュ創出を挙げる。ホラージャンルに続く、新たなヒットジャンルの創出や市場シェアを伸ばすことにより、リユースの財源を確保する。パチスロ部門においては、稼働力を備えた機種の安定リリースを目指している。パチスロ「リング 呪いの7日間」に続く、ヒットタイトルの創出、年間3機種の安定リリース、利益効率の高いパチスロのシェア確保により、収益性を高める計画である。

また、注目点としては、ROE9.8%、自己資本比率79%と、同業他社や上場企業との比較において、財務健全性と高収益性を両立。配当は年50円と安定配当を維持しており、2016年3月期の業績計画において、配当性向は46.9%となる。《SF》

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