アステラス製薬、米国Bellicum社にがん細胞治療法をライセンス供与

2015年12月12日 05:41

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 アステラス製薬と米国のBellicum Pharmaceuticals, Inc.(Bellicum社)は11日、アステラスの連結子会社であるAgensys, Inc. (Agensys社)とBellicum社が、Agensys社が開発した前立腺幹細胞抗原(PSCA)抗体を用いた養子細胞療法に関する権利をBellicum社に供与するライセンス契約を締結したと発表した。

 PSCAは、前立腺がん、膵臓がん、膀胱がん、食道がん、胃がんなどに発現するがん抗原。Bellicum社が開発中のBPX-601は、PSCAを標的としたGoCAR-T開発候補細胞であり、前臨床試験で強力な抗腫瘍効果を示しているという。GoCAR-Tは、Bellicum社が特許権を有する技術。Agensys社が有するPSCA抗体に関する技術を、開発が先行するBPX-601に導入することにより開発の加速化を図る。

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