NTTベトナム、ベトナム国営電気通信事業者とクラウドゲームで合弁

2015年12月2日 16:54

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新会社の役割と位置づけ(NTTベトナムの発表資料より)

新会社の役割と位置づけ(NTTベトナムの発表資料より)[写真拡大]

 NTTベトナムは2日、ベトナム国営の電気通信事業者であるベトナム郵電公社(VNPT)のグループ会社であるVMGメディアと、ベトナムでブロードバンドユーザー向けにクラウドゲームなどを提供する合弁会社を設立することに合意したと発表した。

 同社によると、新会社は、日本でNTTぷららが提供しているクラウドゲーム等の付加価値コンテンツを提供するためのサービスプラットフォームをVNPTグループに提供する。これによってVNPTグループが提供するIPTVサービスの加入者はテレビやスマートフォンを通じてクラウドゲームなどの付加価値コンテンツが利用可能になる。

 NTTベトナムはVNPTと事業協力契約を結び、1997年から15年間、ベトナムで約24万回線の電話回線の建設・事業運営指導を行った経験を持つ。今回は、これまでの信頼関係をベースに合弁設立に至ったという。

 新会社の商号は未定で、2016年1月末の設立予定。資本金は1,000億ドン(約5億3,000万円)、出資比率はNTTベトナム49%、VMG50.5%、その他0.5%。

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