出光興産と住友商事、ベトナム南西海上に鉱区を取得

2015年8月12日 13:04

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鉱区位置図(出光興産の発表資料より)

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 出光興産と住友商事は12日、ベトナム南西海上39・40/02鉱区に関する生産物分与契約を、ベトナム国営石油会社(ペトロベトナム)と締結したと発表した。権益比率は出光興産が75%、住友商事が25%。

 この鉱区は、ホーチミン市の南西約500kmの沖合に位置している。石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が2011年10月から2013年8月にかけて部地理探査、地表地化学調査を行い有望性を確認していた。今後、出光興産と住友商事が子会社を通じて負担する探鉱事業費に対して、それぞれ50%を上限にJOGMECが出資する。

 鉱区面積は約1万1,620km2、水深は50~60m。探鉱期間は2015年8月~2018年7月の3年間となっている。

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