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光ファイバーによる送電で動作する海洋観測システムの実験に成功
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 古河電機工業などが、光ファイバーを用いた送電で動作する海洋観測システムの実証実験に成功したそうだ(ASCII.jp)。遠距離の監視・観測に用いるセンサーシステムには信号ケーブルと同時にセンサー用の電力線も必要だが、海中の電力線は腐食しやすいという問題があった。
今回の光給電システムは、光ファイバーを通したレーザー光を太陽電池を用いて電気に変換するというもので、敷設するのは光ファイバーだけで済む。ただし、1回線で送れる電力は75mWと微量であるためそのままではセンサーを駆動できず、電力を蓄えて一定間隔でセンサーや光モデムに給電するという工夫を行なっているという。
監視カメラを動作させるのにも成功しているそうなので、西之島のリアルタイム中継を実現したら良いデモになるのではなかろうか。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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