欧米為替:ドル・円は下げ渋り、欧州株にらみの展開

2015年7月6日 18:40

印刷

記事提供元:フィスコ


*18:40JST 欧米為替:ドル・円は下げ渋り、欧州株にらみの展開
ドル・円は下げ渋っている。5日に実施されたギリシャの国民投票で財政緊縮策の受け入れが拒否されたことを受け、リスク回避姿勢が強まり、欧州株にらみの展開。

欧州の主要株価指数が安寄りした後、下げ幅を縮小する局面では、買い戻しが入っていると観測される。東京の取引時間帯でも下値では値ごろ感による買い戻しの動きがみられた。

ギリシャのバルファキス財務相が辞任を表明したと報じられ、今後ギリシャとユーロ圏との交渉が進めやすいとの期待感が強まった。

報道を受けてユーロが買われ、ドル・円の上昇に波及した。ユーロ・円は一時136円台を回復した。

スイスフラン・円は129円76銭から130円21銭、ポンド・円は190円54銭から191円06銭で取引されている。


ユーロ・ドルは、1.0970ドルから1.1088ドルのレンジ内で、ユーロ・円は133円91銭から136円07銭のレンジ内で推移した。《FA》

関連記事