【銘柄フラッシュ】カイオム・バイオなど急伸し村田製作所は15年ぶり2万円台

2015年5月27日 16:47

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 27日は、東京都が設立した新銀行東京と八千代銀行・東京都民銀行の東京TYフィナンシャルグループ<7173>(東1)が経営統合と伝えられ、東京TYFGが朝方は8日連続の年初来高値更新となったが、10時頃から軟化して後場も重く1.9%安。また、昨日は飲料自販機事業の売却などが好感されて高値を更新したJT<2914>(東1)も本日は軟調で0.9%安。一方、自社株消却を発表したユーシン<6985>(東1)は一時9.7%高となり高値を更新し大引けも5.1%高となった。

 東芝機械<6104>(東1)が円安効果などを材料に8.4%高と高値を更新し、東証1部の値上がり率トップ。TDK<6762>(東1)は2.2%高だが一時2007年以来8年ぶりの1万円乗せとなり、村田製作所<6981>(東1)は3.0%高で2000年以来の2万円台。

 ハウスドゥ<3457>(東マ)は引き続き6月末の株式5分割と上場記念配当などが好感されて9日連続の高値更新となり17.3%高。オークファン<3674>(東マ)はディー・エヌ・エー<2432>(東1)のネットBtoB事業買収などが好感されて10.7%高。日本スキー場開発<6040>(東マ)はレジャー多様化や地方創生に関連とされて10.4%高。

 カイオム・バイオサイエンス<4583>(東マ)はスイス社との提携が好感されて16.1%ストップ高となり、オンコセラピー・サイエンス<4564>(東マ)は引き続き技術ライセンス先からのマイルストン収入が材料視されて6.4%高と戻り高値。アンジェスMG<4563>(東マ)は第三者割当増資の中止や阪大との「高血圧DNAワクチン」などが材料視されて5.8%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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