住友林業が介護ビジネスを拡大―デイサービス施設をオープン

2015年4月28日 17:54

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 住友林業は28日、有料老人ホームの運営を行うグループ会社のフィルケアにおいて、デイサービス施設「デイフォレスト」を5月から東京・神奈川の3カ所でオープンすることを発表した。高齢者介護ビジネスの事業拡大を目指しデイサービス事業に参入する。

 「デイフォレスト」は、自宅のような空間で木や緑を感じながら利用者一人ひとりが自由にくつろげるデイサービスを目指し、木質感を感じられる室内空間としている。施設内でのレクリエーションでは、利用者が体調や気分で選択できる複数のアクティビティ・プログラムを用意する。また、リハビリの一環として、緑や自然と触れ合うことで心身機能の回復させる効果があるとされる「園芸リハビリ(療法的園芸)」を導入する。

 さらに、地域密着型施設として、地域の住民も活用できる室内スペースを設置。施設利用者との交流を深める場としての提案も行う。昼食に用の厨房設備も設置する。

 最初のオープンは、5月1日に横浜市の「デイフォレスト東山田」。続いて、6月1日には川崎市の「デイフォレスト溝の口」が、16年3月1日には練馬区の「デイフォレスト練馬錦」がオープンする予定。

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