スバル、コンセプトカー「STIPerformance Concept」をNYショーで初公開

　富士重工業は2日、米国ニューヨークにて開催中の2015年ニューヨーク国際自動車ショーで、「STIPerformance Concept」を公開したと発表した。

　「STI Performance Concept」は、富士重工業のモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル（STI）が今後の米国での事業拡大に向けて、主要事業であるパーツビジネス、コンプリートカービジネス、モータースポーツ活動を表現したコンセプトカー。

　STI製サスペンション、ブレーキ、内外装部品等を含めて、一台のコンセプトカーとして提示することで、STIのパーツビジネスとコンプリートカービジネスを具現化した。また、エンジンには Super GTレース用のEJ20型2.0L水平対向4気筒ターボエンジンを搭載した。

　富士重工業は今後、スバルにとっての最大市場である米国で、STI製パーツの販売を拡大するとともに、それらを搭載したコンプリートカーの展開も検討していく。さらに米国でのモータースポーツ活動においては、スバルオブアメリカのグローバルラリークロスチームへの STI からのサポートを強化していく方針だ。