スズキ、二輪車ユーザー向けアプリを開発 ライダー同士で情報共有

2015年3月26日 15:26

印刷

基本画面イメージ(スズキの発表資料より)

基本画面イメージ(スズキの発表資料より)[写真拡大]

  • 「足あと」の共有イメージ(スズキの発表資料より)
  • 「つぶやき」送信画面イメージ(スズキの発表資料より)

 スズキは26日、27日から29日まで東京ビッグサイトで開催される「第42回東京モーターサイクルショー」に、二輪車ユーザー向けに開発中のiPhone用無料アプリ「ツーリングメッセンジャー」を参考出品すると発表した。

 「ツーリングメッセンジャー」は、ツーリング参加者の「位置と状態」の表示や、他のライダーにも勧めたい場所などの情報発信に役立つアプリで、ライダー同士のコミュニケーションをサポートする。

 iPhoneに搭載されている地図ソフトと連携した地図画面上でツーリングルートを設定し、事前登録した仲間をツーリングイベントに招待すると、参加者はツーリング中にお互いの現在地が表示され、「休憩中」や「道に迷った」などの自分の状態を示すアイコンメッセージ(「つぶやき」)を発信できる。

 また、ツーリング中に発見した絶景ポイントなど、他のライダーに勧めたい場所にアイコンメッセージ(「足あと」)を残すことで、全国のユーザーとの情報共有ができる。さらに、ツーリングに特化したシンプルな画面は、ボタンを大きく表示するなど簡単な操作で「つぶやき」や「足あと」の発信ができる。

 スズキは、東京モーターサイクルショーのスズキブース内に特設コーナーを設け、「ツーリングメッセンジャー」のデモンストレーションを行う。展示会場にて来場者から寄せられた意見を踏まえて開発を進め、今年の夏頃にサービス開始する予定である。

関連記事