こども服の国際見本市「プレイタイム東京展」 過去最高の来場者を記録

2015年3月23日 22:48

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記事提供元:アパレルウェブ

 こども・マタニティー関連用品の国際見本市「第12回プレイタイム東京展」(主催:ピカフロール)が2月、東京・渋谷東京・ベルサール渋谷ガーデンで開かれ、来場者数は3日間で2,429人と過去最高記録を更新した。

 同展では、日本をはじめイタリア、イギリス、フランス、アメリカ、スウェーデン、オーストラリア、台湾、ポルトガル、アイスランド、インド、デンマークなど国内外の約220ブランドが出展。こども服をはじめ、雑貨、育児用品、マタニティーなどに関連する2015~2016年秋冬コレクションを披露した。

 このうち初出展企業は32%を占め、会場面積は新たに20%拡大。来場者も、バイヤーやエージェント、ディストリビューター、メディア関係者と幅広く、2014年2月展と比べると5%増、前回の2014年8月展に比べると12%増加した。

 反響が高かったのが、こどものためのこだわりのモノを集めた展示会「KODOMONO」とのコラボレーションによる「プレイタイム ミーツ コドモノ」。電車を模して配置された7つのカラフルなテーブルの上で、プロダクト・デザイン雑貨などのミニ・コレクションを披露した。「プロダクト・デザイン雑貨の分野は次回、さらに存在感を増して登場するだろう」(同社)とみている。

 プレイタイムが2014年に立ち上げたB2B向けオンラインショールーム「プレイオロジー」の紹介も注目を集めた。創設者セバスチャン・ド・ユッテンとマリー・チャプスカが開発にたずさわったもので、24時間アクセスでき、出展者とバイヤーが直接商取引を行うことができる。現在は、日本語を含む7カ国語(英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語、韓国語)に対応している。

 今年7月には、中国・上海で開かれる世界最大規模のこども・マタニティー用品の国際見本市「CBMEチャイナ」(http://www.cbmexpo.com/)にプレイオロジーを出展し、現在見本市に出展していないブランドの取り込みも図る。


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