東芝ソリューション、旭化成ホームズのアフター業務管理システムを刷新し新システムを構築

2015年3月11日 15:55

印刷

新システムの概要図 (東芝ソリューションの発表資料より)

新システムの概要図 (東芝ソリューションの発表資料より)[写真拡大]

 東芝ソリューションは10日、大手住宅メーカー旭化成ホームズのアフター業務管理システムを、CRMソリューション「T-SQUARE/AS(ティー・スクエア・エイ・エス)」で刷新したと発表した。

 同社は、旭化成ホームズのアフターサポート力を一層強化する新しいシステムを、アフターサービスソリューションパッケージ「T-SQUARE/AS」をベースに構築した。2014年2月に全国の旭化成ホームズのお客様からの問い合わせ窓口を中心に稼働を開始して以降、使用実態に合わせて改良を続けてきたが、このたびリニューアルが全て完了した。

 「T-SQUARE/AS」は、アフターサービス業務ノウハウを結集し、業務の一貫サポートとお客様視点でのサービス提供を実現するソリューションである。東芝ソリューションは、旭化成ホームズへの導入実績を「T-SQUARE/AS」へフィードバックするとともに、M2M、カスタマーポータル等も含めたオムニチャネル対応を強化し、また音声認識をはじめとするメディア・インテリジェンスや、使用・稼働データに基づく予兆分析など、新たな技術の採用を進めた。

 新システムは、定期点検や修理の予定(計画)から完了(実績)までの一元管理、周辺システムとのシームレスな連携、各パートナー会社とのコミュニケーション強化を達成している。必要データの検索・取得時間の短縮や、サービスマンの手配にかかる時間の短縮といった効果がすでに出ているという。またKPIのリアルタイムでの見える化による進捗管理の向上や、きめ細かい承認権限の導入によるコンプライアンスの向上なども達成しているという。

関連記事