2月の車名別新車販売、トヨタのHV「アクア」が2カ月連続トップ

2015年3月5日 16:55

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2月の車名別新車販売台数でトヨタ自動車の「アクア」が前月に引き続きトップとなった。写真は、昨年12月にアクアに新設定されたグレード「X-URBAN」

2月の車名別新車販売台数でトヨタ自動車の「アクア」が前月に引き続きトップとなった。写真は、昨年12月にアクアに新設定されたグレード「X-URBAN」[写真拡大]

 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会は5日、2月の車名別新車販売台数をそれぞれ発表した。それによると、乗用車ではトヨタのハイブリッド車(HV)「アクア」が2万2788台と前年同月比4.9%減少したものの、前月に引き続き2カ月連続のトップとなった。軽自動車では、ホンダの「N-BOX」が2万223台で、同10.3%増と好調だった。全体的には、ハイブリッド車や軽自動車など、燃費性能の良い車種の販売が堅調である。

 乗用車の販売台数では、「アクア」に次いで、トヨタのハイブリッド車「プリウス」が1万3122台(同4.9%減)で2位となった。前月の3位からランクアップした。3位はホンダの「フィット」で1万2013台(同34.4%減)、4位は日産の「ノート」で1万494台(同14.2%減)となっている。消費税増税や新型車効果の一巡で、いずれも前年より台数を減らした。その中にあって、マツダの「デミオ」は同120.6%増、ホンダの「ヴェゼル」が52.7%増と好調だった。

 軽自動車は、「N-BOX」に次いで日産の「デイズ」が1万8825台(同9.0%減)、ダイハツの「タント」が1万7955台(22.5%減)、ダイハツの「ムーヴ」が1万4459台(同9.9%減)などが続いている。(記事:南条 誠・記事一覧を見る

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