LINE、CyberSourceと送金・決済の「LINE Pay」事業で提携 グローバル展開を加速

2015年3月3日 14:22

印刷

LINEは、モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」のグローバルでの事業展開の加速化を目的として、グローバルでEC決済管理サービスを提供するCyberSourceと提携する。写真は、LINE PayのWebサイト。

LINEは、モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」のグローバルでの事業展開の加速化を目的として、グローバルでEC決済管理サービスを提供するCyberSourceと提携する。写真は、LINE PayのWebサイト。[写真拡大]

 LINEは3日、同社が運営する無料通話・無料メールスマートフォンアプリ「LINE」上で展開するモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」のグローバルでの事業展開の加速化を目的として、グローバルでEC決済管理サービスを提供するCyberSourceとの戦略的提携について基本合意したと発表した。

 LINE Payは、キャリアやOSに左右されることなく、LINEを通じてユーザー間での送金や、提携サービス・店舗での決済を簡単・便利に行うことができるモバイル送金・決済サービスである。2014年12月のソフトローンチ以降、様々な取り組みを通じて利便性・安全性の向上や事業の拡大を推進している。

 今回LINEでは、このLINE Payのグローバルでの事業展開の加速化を目的に、グローバルでEC決済管理サービスを提供するCyberSourceとLINE Pay事業における戦略的提携について基本合意した。

 LINE Payでは、サービス公開時からCyberSourceの提供する決済管理システムを導入しており、これにより世界で発行される様々なクレジットカードでのオンライン決済処理することが可能となっている。さらに、世界最大の不正取引検出レーダーを搭載した唯一の不正抑止プラットフォーム「CyberSource Decision Manager」も活用することで、不正な決済利用を素早く正確に特定することができるため、LINE Payの安全性を向上させ、決済管理業務の最適化も図ることができる。

 両社では今後も連携を強化し、CyberSourceの提供する様々な決済管理サービスを活用することで、LINE Payの利便性と安全性のさらなる向上を図り、LINE Pay事業のグローバルでの展開を進める方針だ。

関連記事