ビッグローブ、中小企業が簡単にWi-Fi環境を構築できるサービス 月額2980円で50台まで接続可

2015年1月20日 10:22

印刷

 ビッグローブは19日、オフィスや店舗などで、手軽にWi-Fi利用環境を構築できる「BIGLOBE Wi-Fiオフィス」サービスを26日から提供すると発表した。

 同サービスは、NTT東日本の「ギガらくWi-Fi」を活用して、最大速度1.3Gbps(IEEE802.11ac対応)の高速無線通信を提供する。

 同サービスを利用することで、選任のシステム担当者のいない中小規模企業が、導入や運用の煩わしさもなく、オフィス内、来客スペース、店舗などでの高速なWi-Fi利用環境を簡単に構築できる。

 同サービスでは、SSIDやパスワードなどWi-Fi利用に必要な情報が、Wi-Fiアクセスポイント装置に設定されて利用企業に送付される。利用企業は届いた装置をオフィスのLANケーブルに接続するだけで、Wi-Fi無線通信ができるようになる。

 ベーシックプランの利用料金は、モバイル端末が最大50台(推奨)接続が可能で月額2,980円(税別)。また、月額4,480円(税別)のハイエンドプランも用意されており、アクセスポイント装置を無線で接続し、配線不要でWi-Fiエリアを拡張できる「無線マルチホップ」や、トラフィック量やよく利用されているアプリケーションなどの利用状況を確認できる管理画面などが提供される。

 また、アクセスポイント装置1台あたり、SSIDをベーシックプランでは8個、ハイエンドプランでは15個設定できる。このSSIDを分けることで、業務システムへのアクセスや、利用できるアプリケーションを組織ごとに制限できるほか、来訪者向けのWi-Fiでは、社内システムへのアクセスを防ぐなどセキュアな運用が可能になる。

 なお、同サービスの利用には、インターネット接続や独自ドメインなど合わせて利用できる「BIGLOBEオフィスサービス」(初期費用2,000円、月額費用500円・税別)の契約が必要となる。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

関連記事