米株式:「年末商戦への期待感から堅調推移か」

2014年11月17日 19:19

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記事提供元:フィスコ


*19:19JST 米株式:「年末商戦への期待感から堅調推移か」
17日のニューヨーク株式市場は、年末商戦への期待感から強含みに推移すると予想する。


グローベックスの米株先物は小安く推移しており、NYダウで50ドル安程度を織り込んでいる状況である。日本の7-9月期の国内総生産(GDP)速報値が年率換算の前期比で市場予想に反して1.6%の減少となった。消費再増税は先送りされることが確定とみられるが、予想外のマイナスによって景気減速懸念が強まってしまった。
日経平均が500円を超える大幅な下げとなる中、影響を受けることになりそうだ。


一方、14日発表の小売売上高は前月比0.3%増と2ヶ月ぶりにプラスに転じ、市場予想(0.2%増)を上回った。今週は小売企業の決算が相次ぐこともあり、年末商戦への期待が押し目買い意欲につながりそうである。《MY》

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