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【最近の動向】ヒーハイスト:営業・技術・製造「三位一体」体制へ着実に前進

ヒーハイスト精工<6433>(JQS)15年3月期第1四半期連結業績は、主力の直動機器事業が見込み程順調な滑り出しとは言えなかったが、精密部品加工事業のレース用エンジン部品が比較的高水準を維持し、減収ながらも売上高の構成比の変化で利益を確保した。[写真拡大]
■「製品開発・自社販売努力」~ニーズに応え、生産性向上に成果
ヒーハイスト精工 <6433> (JQS)15年3月期第1四半期連結業績は、主力の直動機器事業が見込み程順調な滑り出しとは言えなかったが、精密部品加工事業のレース用エンジン部品が比較的高水準を維持し、減収ながらも売上高の構成比の変化で利益を確保した。
当社は予てから、営業・技術・製造の三位一体制確立をめざし、販売の強化に取り組んできた。今期は価格低下傾向が続く市場からの離脱を視野に、機械要素技術展への出展を再開したが、消費者に直結する民生業界向けにアレンジしたリニアブッシュ「UTBシリーズ」、海外からの注目製品「球面軸受(SRJシリーズ)」などニーズに応える応用製品の開発と、自社販売努力を重ね、新しい取引先の開拓が進みはじめたことが注目される。
セグメント別にみると、主力の直動機器が産業用機械業界からの受注が減り売上高301百万円となり前年同期に比べ10.9%減少した。精密部品加工部門は、ここ数年低調に推移してきたホンダからのレース用エンジン部品の受注が復活し、売上高58百万円(78.1%増)であった。
進行中の第2四半期は直動機器部門の低調が尾を引くことが懸念されるが、目先追い込み成果が期待され、保守的に見込まれた期初予想は確保できる模様だ。通期業績見込み達成で5年振り期末配当への期待が高まる。(写真=高強度プラスチック採用で、組付性・コストバランスを両立させた「ハイブリッドフランジリニアブッシュ」)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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