7月28日のNY為替概況

2014年7月29日 04:32

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記事提供元:フィスコ


*04:32JST 7月28日のNY為替概況
 28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、101円76銭へ下落後、101円88銭まで反発し101円85銭で引けた。米国の6月中古住宅販売成約指数が予想外に低下したことや米7月ダラス連銀製造業活動指数が予想を下振れたためドル売りが優勢となった。その後、株式相場の回復に連れてリスク志向の円売りが再燃。

ユーロ・ドルは、1.3431ドルへ下落後、1.3443ドルまで反発し1.3435ドルで引けた。ウクライナ紛争の長期化懸念にユーロ売りが優勢となった。その後、1.3400ドルストライクのオプションバリアーを防戦する買いに下値が支えられた。

ユーロ・円は、136円72銭から136円86銭へ上昇。

ポンド・ドルは、1.7001ドルまで上昇後、1.6980ドルへ反落。国際通貨基金(IMF)の「ポンドは過大評価」との見通しを受けてポンド売りが優勢となった。

ドル・スイスは0.9046フランから0.9037フランへ下落した。

[経済指標]・米・7月マークイット総合PMI:60.9(6月:61.0)
・米・7月マークイットサービス業PMI:61.0(予想59.8、6月:61.0)
・米・6月中古住宅販売成約指数:前月比-1.1%、前年比-4.5%(予想:+0.5%、-5.2%、5月:+6.0%←+6.1%、-6.9%)
・米・7月ダラス連銀製造業活動指数:12.7(予想:12.8、6月:11.4)《KY》

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