三井住友FGと住友商事、傘下の航空機リース会社がエアバス機115機を購入

2014年7月16日 14:52

印刷

 三井住友銀行、三井住友ファイナンス&リース、住友商事の3社は15日、傘下の航空機リース会社SMBC Aviation Capital Limitedが、仏エアバスから「A320neo」110機と「A320ceo」5機の計115機の航空機を購入する契約を締結したと発表した。機体は、2016年から2022年の間に納入される予定という。

 3社によると、今回の購入契約はリース会社によるナローボディ機の個別購入契約としてはエアバス社史上最大の規模。3社は、今後新型ナローボディ機の取り扱いを積極的に拡大させるなどして、中長期的に成長を維持し、航空機リース業界における地位を固めることを目指すとしている。

 3社は、2012年のSMBC Aviation Capitalの運営開始以降、アジアをはじめとする新興国で増大する航空需要を取り込み、事業拡大を図ってきた。今回の契約を通じて、航空産業の発展とともにSMBC Aviation Capitalも成長するというビジョンを実現していくという。

関連記事