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ベンツ、「Aクラス」のハイパフォーマンスモデル「A 250 SPORT 4MATIC」を発売 457万円
スポーツコンパクト「Aクラス」のハイパフォーマンスモデル「A 250 SPORT」に、可変トルク配分型四輪駆動システム4MATICを搭載した「A 250 SPORT 4MATIC」[写真拡大]
22日、メルセデス・ベンツ日本は新世代スポーツコンパクトAクラスのハイパフォーマンスモデルA 250 SPORTに、可変トルク配分型四輪駆動システム4MATICを搭載したA 250 SPORT 4MATICを、同日より発売すると発表した。
Aクラスは同社が手掛けるハッチバック型コンパクトカーで、ワイド&ローのプロポーションとアグレッシブでスポーティなスタイリングが最大の特徴になっている。1997年に登場してから現行モデルは3代目にあたり、2012年から販売されてきた。
同モデルはAMGが開発の初期段階から携わったハイパフォーマンスモデルで、最高出力211PSのハイパワーを誇る2.0ℓ直列4気筒直噴ターボエンジンやAMGが特別に開発したフロントアクスルとサスペンションを搭載している。また、トランスミッション・ESP(横滑り防止装置)・ステアリングなどにも、SPORT専用チューニングが行われている。
さらに、可変トルク配分型の四輪駆動システム4MATICを搭載することで、あらゆる路面状況において常に最適なトラクションを発揮し、高い操縦性と走行性能を実現した。
同システムは前輪駆動車のために設計された、可変トルク配分型フルタイム四輪駆動システム。電動油圧制御式のマルチディスククラッチによって、前後トルク配分を100:0~50:50の間で連続的に変化させ、常に最適な操縦性と走行安定性を確保することができる。また、7速デュアルクラッチトランスミッション7G-DCTのシフトプログラムに連動し、トルク配分特性をコントロールすることもできる。
エクステリアではダイヤモンドグリル・ヘッドライト・フロントスポイラー・リアスカートなど、随所にあしらわれたレッドラインが特徴的なアクセントになっている。また、インテリアにもステアリング・シート・シートベルト・エアアウトレットなどにレッドのアクセントを用いた。
装備面では、運転席と助手席にシートヒーターおよび電動ランバーサポートを備えたメモリー付パワーシートをはじめ、インテリジェントライトシステム・リアビューカメラなどを標準装備し、機能性・快適性を向上した。
安全面として、自動緊急ブレーキを作動させるCPAプラスや、車間距離の維持と先行車が停止した場合に減速・停止する渋滞追従機能を持つディストロニックプラスなどを含んだ先進の安全運転支援システムを、レーダーセーフティパッケージとしてオプション設定している。
価格は457万7,000円(消費税込み)。(記事:松平智敬・記事一覧を見る)
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