若者に広がる”SNS疲れ”は日本の社会をどう変えてしまうのか

2014年4月5日 17:39

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記事提供元:エコノミックニュース

 今、世界的に、SNSによる「疲労」に注目が集まっている。日本でも、ミクシィ、フェイスブック、ツィッターなど多くのSNSが近年大ブームとなり、それぞれのサービスを利用している人の数、特に若者が爆発的に増えている。それに伴い世界各国でもSNS利用に対する調査が積極的に行われており、米調査機関ピュー・リサーチ・センターが発表した、アメリカのフェイスブック利用者を対象に実施した調査で、興味深い傾向が、顕著になっている。

 調査結果によると、フェイスブックに費やす時間を今後「減らす予定」と答えたユーザーは27%にのぼり、「増やす予定」の3%を大幅に上回った結果となっている。又、フェイスブックの利用を数週間以上休んだことがあるユーザーは61%にのぼっている。ただしプロフィール削除は手間がかかることも影響したのか、休んでいる間も、大半は抹消にまでは至っていないという結果だった。休んだ理由としては、「実生活が多忙」が一番多く21%、さらに、休んだユーザーの1割にあたる10%の人が「時間の無駄」と回答している。

 フェイスブックは実名での登録が原則なことから、リアルな社会との境界が低く、人間関係を育むのに使いやすいSNSだ。しかし、簡単に色々な人に「友達申請」をして繋がることができることから、リアルな社会ではそれほど気にならなかった「距離感」をつかめなかったり、いわゆる”仮想社会での人間関係”という特殊性から、近年、SNSが原因でストレスを抱える人が増えていると、警鐘を唱える専門家もいる。

 フェイスブックに限らず、多くのSNSを利用しているユーザーが、その使い方を誤ってしまうと、今後、SNSが原因でうつを発症する人が増加する可能性もあるだろう。厚生労働省は、睡眠に関しての指針で「寝る前スマホ」に警鐘を唱え、その見直しを行う方針を発表している。

 社会情勢の変化に伴って人間のストレスや病気の原因も変わっていくものだが、ここまでSNSが爆発的に流行している今の時代において、政治の場においてもSNSに関する規制などの議論が活発になってくるのも、そう遠い将来ではないのかもしれない。(編集担当:久保田雄城)

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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

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