欧州為替:「ウクライナ情勢への警戒感から、ロシア市場が連日のトリプル安」

2014年3月13日 20:57

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記事提供元:フィスコ


*20:57JST 欧州為替:「ウクライナ情勢への警戒感から、ロシア市場が連日のトリプル安」
13日のロンドン外国為替市場のドル・円は、ウクライナ情勢への警戒感から、102円41銭まで軟調に推移した。

ユーロ・ドルは、ユーロ圏の景気回復見通し、1.4000ドルのオプション・バリアーへの買い仕掛けで、1.3943ドルから1.3966ドルまで続伸した後、バイトマン独連銀総裁発言で上げ渋る展開となった。
ユーロ・円は、142円84銭から143円26銭まで上昇した。


ポンド・ドルは、1.6650ドルから1.6701ドルまで上昇した。
ドル・スイスフランは、0.8699フランから0.8715フランで推移した。


[経済指標]
・西・1月小売売上高:前年比+0.5%(12月:-1.0%)
・伊・2月(EU基準)消費者物価指数:前年比+0.4%
・南ア・1月鉱物生産量:前月比-1.1%、前年比+3.1%
・南ア・1月製造業生産:前月比+0.5%、前年比+2.5%(12月:+0.4%、+2.5%)
・ギリシャ・10-12月期失業率:27.5%(7-9月期:27.0%)


[要人発言]
・クーレ欧州中央銀行(ECB)専務理事
「借り入れコストが下がらない場合、行動する用意がある」
・バイトマン独連銀総裁
「ユーロ高は、インフレ見通しに影響を及ぼす」
・ロシア中央銀行
「3月7日時点の外貨準備高は、4946億ドル」《MY》

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