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欧米為替見通し:バーナンキFRB議長の最後のサプライズ?
*17:11JST 欧米為替見通し:バーナンキFRB議長の最後のサプライズ?
本日18日の欧米市場のドル・円は、明朝午前4時(日本時間)の連邦公開市場委員会(FOMC)声明、4時半からのバーナンキFRB議長の会見を見極める展開となる。
バーナンキFRB議長は、2014年1月末で退任することで、2014年1月28-29日の連邦公開市場委員会(FOMC)ではなく、今回12月17-18日のFOMCが実質的に最後のFOMCとなる。
12月の連邦公開市場委員会(FOMC)は、1970年以来の8回以上の金融引締めサイクルの中で、金融緩和を解除して金融引締めに転換したことはない。
バーナンキFRB議長は、テーパリング(量的緩和縮小)は金融引締めではない、と繰り返し述べていること、6月の発言「年末までに緩和策縮小の開始を見込んでおり、2014年半ばの債券買い入れプログラム終了を視野に入れている」などから、50%の確率でテーパリング(量的緩和縮小)が予想されている。
■テーパリング(量的緩和縮小)先送り
ニューヨーク株式市場にとってはクリスマスプレゼントとなり、ドル・円は反落が予想されるものの、日本銀行の異次元緩和第2弾観測から下値は限定的か。
■テーパリング(量的緩和縮小)開始
・100億ドル未満:NYダウとドル・円は堅調推移だが、バーナンキFRB議長の会見に要注目
・100-200億ドル:NYダウやや下落、ドル・円はやや上昇
・200億ドル以上:NYダウ大幅下落、ドル・円は大幅上昇
【今日の欧米市場の予定】
18:00 独・12月IFO現況指数(予想:112.5、11月:112.2)
18:30 英国中央銀行MPCの議事録公表(12月分)
18:30 英・11月失業率(予想:3.8%、10月:3.9%)
19:00 ユーロ圏・10月建設支出(9月:前月比-1.3%)
21:00 米・前週分MBA住宅ローン申請指数(前回:+1.0%)
22:30 米・11月住宅着工件数(予想:95.4万戸)
22:30 米・11月住宅建設許可件数(予想:99万戸、10月:103.9万戸)
03:00 米財務省5年債入札(350億ドル)
04:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明・経済見通し発表
04:30 バーナンキ米FRB議長が会見《KO》
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