+3σ超えでさすがに過熱感も、16000円意識したトレンド/日経225・本日の想定レンジ

2013年11月22日 08:00

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記事提供元:フィスコ


*08:00JST +3σ超えでさすがに過熱感も、16000円意識したトレンド
[本日の想定レンジ]
 21日のNY市場は上昇。週間新規失業保険申請数が予想より少なかったことが好感された。ダウ平均は109.17ドル高の16009.99、ナスダックは47.88ポイント高の3969.15。ダウ平均株価は終値で16000ドルの節目を上回り、史上最高値を更新した。シカゴ先物は大証比115高の15535円。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、ギャップ・アップで始まろう。円相場は4ヵ月半ぶりに1ドル101円台に下落していることも、買い安心感につながろう。ただし、ボリンジャーバンドの+3σが13500円辺りであり、スタート段階でこれを捉えてくる可能性があり、さすがに過熱感が警戒されよう。
 とはいえ、ADR(米国預託証券)でソフトバンク<9984>は3%を超える上昇となり、日経平均を押し上げることになりそうだ。月足ベースでのボリンジャーバンドの+2σは16000円辺りに位置しており、これを意識したトレンド形成か。15450-15650円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 15650円−下限 15450円《TM》

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