ローソン:今中間期の純利益7%増、直営店減少効果で売上原価が減少、配当予想を上方修正

2013年10月8日 18:10

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【10月8日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 ローソン(東:2651)が8日に発表した2014年2月期第2四半期の連結決算は、純利益が前年同期比7%増の190億円だった。FC店舗の増加および直営店の減少によって営業総収入が前年水準を下回ったものの、売上原価が減少したことで増益となった。

 商品面では、主力の米飯カテゴリーで日本各地の素材を使った「郷土のうまい!」シリーズが好評だったほか、デリカカテゴリの惣菜やサラダ等が好調に推移した。また、夏期対応商品として販売した「UCHI café SWEETS」のワッフルコーンアイスや、レンジアップするカップ氷菓「フローズンスイーツ」シリーズも好評を博した。

 営業総収入は同微減の2481億円、営業利益は同3%増の356億円、経常利益は同4%増の355億円だった。ある市場関係者は「営業利益の過去最高更新は評価できる。同時に医薬品の販売を本格化することも発表しており、明日の値動きに注目したい」とコメントした。

 配当については、これまで1株あたり105円としていた中間配当を、前期の100円から110円に変更したほか、期末配当予想も前回予想105円から110円に修正した。年間配当は前期より20円増配となる220円となる見通し。

 また、通期業績予想を修正し、営業総収入を前回予想の5160億円から前期比3%増の5030億円に引き下げた。各利益については予想を据え置いた。【了】

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