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【水田雅展の銘柄分析】ノアは調整の最終局面、9月の週足陽線で底値を確認
記事提供元:日本インタビュ新聞社
LED照明機器商社のノア <3383> (名セ)の株価は調整のほぼ最終局面だろう。きっかけ次第で反発が期待される。
LED照明機器および太陽光パネルなどの販売を展開している。主力のLED照明機器事業では、得意とする高所照明市場で街路灯や防犯灯など官公庁入札案件への取り組みを強化し、環境商材の拡充に向けて太陽光パネルの販売も強化している。新規事業としては自動車関連事業について検討を進めている。
今期(14年6月期)の業績(非連結)見通しは、LED照明機器事業の大型案件を織り込まずに、売上高が前期比2.0倍の6億19百万円で、営業利益が4百万円(前期は94百万円の赤字)、経常利益が2百万円(同95百万円の赤字)、純利益が1百万円(同71百万円の赤字)の黒字化見込みとしている。代理店との連携も強化して官公庁入札案件、工場や展示場などの大型案件、付随工事案件に対する取り組みを強化する方針だ。
株価の動きを見ると調整一巡感を強めてきた。9月6日には直近安値となる1910円まで調整する場面があったが、7月29日の年初来安値1902円を割り込まずに反発し、足元では下値を2100円近辺に切り上げている。調整のほぼ最終局面だろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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