米国株式相場 下落、債務上限問題への警戒感高まる

2013年9月28日 06:10

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記事提供元:フィスコ


*06:10JST 米国株式相場 下落、債務上限問題への警戒感高まる

米国株式相場は下落。ダウ平均は70.06ドル安の15258.24、ナスダックは5.84ポイント安の3781.59で取引を終了した。引き続き債務上限問題の行方を見極めたいとの思惑や、四半期末となっていることもあって手控える向きが多く、終日軟調推移となった。上院議会では1ヶ月半分の臨時予算案が可決されたものの、今週末の下院での採決の行方は依然として流動的。セクター別では、耐久消費財・アパレルやメディアが上昇する一方で素材や半導体・半導体製造装置が下落した。

百貨店のJCペニー(JCP)は大規模な増資を発表して急落。ユナイテッド・コンチネンタル航空(UAL)は今期の座席当たりの収入単価が予想を下振れするとの見通しを示し軟調推移となった。一方で携帯端末メーカーのブラックベリー(BBRY)は、決算が約10億ドルの赤字となったものの、事前の業績下方修正で織り込まれていた為、小幅上昇。スポーツ用品のナイキ(NKE)は決算が予想を上回り堅調推移となった。

《KG》

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